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高速バスツアーの事故は大変痛ましく、事故に被った皆様にお見舞いとお悔やみ申し上げます。
高速バスツアーの事故に限らず、一般車の高速における交通事故の原因の多くは、ドライバーの運転技術よりも、生理的な原因が多いものと考えられています。 高速道路は、単調な道路形状と走行速度の安定に伴い、”ハイウエイヒプノーシス”という、目を開けたまま瞬間的に寝てしまう”マイクロスリープ”を引き起こして、事故を招いてしまう事が、欧米の睡眠学会では指摘されています。 この事は、平成7年ころより我々も取り上げ、その高速道路催眠現象をはじめ、居眠りを誘発する寝不足も大きな交通事故の原因となっていることを指摘しています。 では、その寝不足の原因は何によってもたらされているのか? その原因は、いびきや睡眠時無呼吸症に起因していることが指摘されています。 睡眠中に呼吸が止まる、睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に数百回もの無呼吸を引き起こし、脳をはじめ血中の酸素飽和度が低下し、極度の脳疲労が残り、昼間の居眠りを誘発して事故へと結びつくと考えられています。 これまで、無呼吸症が原因の事故と紹介されている世界の大事故に、チェルノブイリ原発事故、スペースシャトルチャレンジャーの爆発事故、そのほか鉄道や自動車事故の多くがあります。 睡眠時無呼吸症候群を改善すれば事故は減らせるか? 睡眠時無呼吸症候群を改善する事により、昼間の睡魔を防ぐ事が出来ます。 無呼吸症が無くても高速道路のハイウエイヒプノーシスによる事故を防ぐ事は出来ませんが、誘発する原因を抑えることで、事故の発生を減少させる効果は絶大です。 高速道路に限らず、一般道路でも運転中眠気がもようする事は多々あります。 これらの眠気を根本的に防止するためには、いびきや無呼吸を改善する事が大切と考えています。 PR |
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